足るを知るとは
皆さんは「足るを知る」という言葉を聞いたことがありますか
「足るを知る」とは、古代中国の思想家、老子の言葉です。 「足るを知る者は富む」、つまり「何事に対しても、“満足する”という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていける」ということを表しています。
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物価高や実質賃金の減少など、辛いことがたくさんあるからこそ読んでいただきたいなと思っています
なぜ足るを知ることのメリット
過剰に求めることがなくなる
例えば、あなたは無類の洋服好きだが、そろそろ洋服を買うのをやめたいと思っているとします
しかし、あなたはもう何着もお気に入りの洋服を持っているのに買うのをやめることができません
このようなときに、今ある服に満足する、つまり足るを知ることができればこれ以上服を買わなくて済みます
自分の経済的余力の中で行われているなら心配ないですが、余力を超えてまで求めてしまうと、自分の首を絞めていくことになります
満たされなさにつながる
足るを知ることができなければ、足りないと考えてしまうことが多くなるでしょう
そのような考えは、生活の満たされなさにつながります
自分の中で何か足りないと考えて生きていくのは健全ではないと思います
また、足りないという欲求不満な状態はメンタルの状態にも悪影響を及ぼします
日々の生活の満足度が下がる
2人の人間がいたとします
1人は、自分の足るを知っていて欲求不満はありません
もう1人は、自分の足るを知らず、欲求不満を抱えながら生きています
あなたはどちらの人間のほうが満足度の高い生活を送っていると思いますか
考えるまでもないですよね
もちろん前者です
余裕のなさにもつながる
常に満たされていない人は、生活に余裕を持つことが難しいです
余裕がない、満たされていない状態だと、仕事や学業などの大事な部分でのパフォーマンスも下がってしまいます
失恋や重大なミスをしてしまったときなど、考えることが多いほど集中できなくなった経験があると思います
努力が増える
あなたが服などのお金で買えるものに対し、足るを知れていないなら
あなたはより、お金を稼ぐ努力をしなければなりません
あなたにとってその努力に値するものならば、一向に構いませんが、
もし努力がわりに合わないと感じているのならすぐに考えを改めたほうがいいと思います
どのように自分の足るを知るか
これは、自分の身の丈に値するのかと考えてみてください
精神論になってしまいますが、とにかく今自分は満たされていると認識することが大事だと思います
最後に
ここまで、読んでいただきありがとうございます
物価高や実質賃金の減少など、辛いことがありますが前を向いて生きていく手助けになれば幸いです